生後1、2ヶ月頃になると、赤ちゃんの手足の動きは活発になります。裸にしたり、おむつをはずしてあげるととても
嬉しそうに手足を動かしませんか?
赤ちゃんの運動機能や反射機能の発達のためには、赤ちゃんが十分動けるように配慮してあげることが大切です。
赤ちゃん体操をすることで、ハイハイや一人歩きの時期が早くなるなど発達の速度を早くするのではありません。
幼児や大人のように自由に体を動かすことのできない赤ちゃんに対して、少しずつ運動できるようにお手伝いをして、
運動機能や反射機能がその子のペースで順調に発達するのを助ける効果があります。もちろん、ママと赤ちゃんにとっては、大切なスキンシップの時間になり、絆や愛情、信頼関係を築くことができます。
@始める前に赤ちゃんの体調や機嫌を観察してみて下さい。体調が悪かったり、不機嫌なときは中止しましょう。
A授乳後(食後)30分以内や空腹時は避けます。
B部屋の換気をし、室温を20℃前後にします。外気浴や日光浴を兼ねて赤ちゃん体操を行うと良いでしょう。
C赤ちゃんを薄着か裸にします。ふかふかの布団の上だと体操はやりにくいので、赤ちゃんを寝かせて行う体操を
行うときは、タオルや座布団などを敷くと良いでしょう。
Dママはアクセサリー類をはずし、爪は切っておきます。赤ちゃんがびっくりするので、手が冷たすぎないようにしま
しょう。
E体操の時間は「○分で行う」というきまりはありません。無理に長くやったり、赤ちゃんが疲れないようにしましょう。
また、途中で赤ちゃんの機嫌が悪くなったり、ぐずったら、中止しましょう。
F体操のあとは、水分補給をしてあげましょう。