TOPICS>赤ちゃんと楽しくコミュニケーション
1.語りかけ
赤ちゃんの聴覚は、おなかの中にいる妊娠24週頃から周囲の音が聞こえるようになります。誕生後しばらくは視力は
弱いため、赤ちゃんには聴覚や味覚がとても大事な感覚になります。ママがおなかの中にいる赤ちゃんに語りかける
ことによって、ママの声に慣れ親しみ、ママの声を聞くと安心感や信頼感を持つようになります。
是非、抱っこやおんぶ、ベビーマッサージ、沐浴など日常生活の中でいっぱい赤ちゃんに語りかけてみましょう。
語りかけの大切さは、冒頭でも書いていますが、まだすべての感覚が備わっていない赤ちゃんですが、
聴覚はおなかの中にいるときに完成し、そのとき聞いた音を記憶する能力があります。
おなかの中で聞いていた音や声を記憶し、慣れ親しむことによって、ママや家族に対する安心感や信頼感が
出てきます。そして、誕生後も日常生活の中でたくさん語りかけることによって、ママと赤ちゃんの絆はぐっと深
まり、言葉の発達を助けると言われています。
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胎児期
妊娠24週以降に聴覚は完成し、外界の音を記憶します。新生児期にはママの声にすっかり慣れ親しみ、反応するようになります。些細な言い争いは避けて、穏やかな日常を送ることが大切。
私は、たまには夫との言い争いも聞かせてしまったこともありましたが、胎名(ニックネーム)をつけて、暇をみつけてはおなかにいる我が子に1日の出来事や感動したこと、嬉しかったことなど話しかけていました(夫は恥ずかしがって、一言もおなかの子には話しかけてくれませんでしたが)。
● 生後2〜3ヶ月頃
この頃から赤ちゃんは、「う〜う〜」「あ〜あ〜」など声を出すようになります。これは、赤ちゃんから「もっとお話ししよう」のサイン。日常の語りかけはもちろん、赤ちゃんの声にきちんと応えてあげます。
生まれてからは、夫も一緒になって子供と接するたびに、「〜するね」「今日は天気いい日だね」などの語りかけをしてくれるようになりました。生後2〜3ヶ月のこの時期にベビーマッサージと赤ちゃん体操も始めたので、「次は〜のマッサージ」など動作の中に語りかけを取り入れていきました。
●生後6〜8ヶ月頃
「バババ」「ブブ〜」などの子音を含んだ発音が始まります。
ちょっと遅めだけど、EC(エリミネーション・コミュニケーション)をこの時期に始め、語りかけながら進めていきました。子供も、指差ししたり、一人で何かしらの主張をするような場面も出てきました。
●生後1年前後
この頃簡単な一文語(始語)が始まりますが、個人差は大きいです。ママの話すことを少しずつ理解できるようになっていきます。あせらずやさしく語りかけを続けます。
我が家も「んま(ごはん)」「バイバイ」「しーしー(おしっこ)」など少し言葉が出てきましたが、その後の言葉の発達は割と遅かったと思います。日中はあまり発語がなかったのですが、なぜか夜寝る前に「あ〜あ〜、お〜、ぶ〜ぶ」など10〜15分くらいず〜っと一人で話すようになっていました。私もその独り言らしき言葉に応えてあげているのですが、気がつくと先に私が寝ていたりして・・・
言葉は出なくても、大人の話していることを理解している様子で、食事前後の挨拶や「ありがとう」「欲しい」「外に行きたい」など動作でアピールするようにもなっていました。
テレビなどにも興味を持つようになってきたのですが、DVDやCDの使用は最低限に抑えて、なるべく私が歌ったり、
踊ったり、そんな生活を送っています。
※発語が遅くても、語りかけに目を向けるなどの反応があったり、大人の話していることを理解している、声は出している、というのがあれば、心配せずに様子をみていて下さい。もし、呼びかけに反応しない、声を出さないなどあるようでしたら、何か疾患が隠れているかもしれないので、病院を受診された方が良いと思います。
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