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                 TOPICS>母乳育児


             12.母乳不足と母乳不足感
          
   

    多くの育児書には、次のような母乳不足のサインが書かれています。
  
  @生後2,3週間を過ぎても、赤ちゃんが30分以上乳頭を離さない。乳頭をくわえ
   ているだけだったり、ぴちゃぴちゃ音を立てて吸う。
  Aおっぱいを飲んでもすぐ愚図り出す。授乳間隔が2時間空かない。
  Bいつも不機嫌で泣いてばかりいる。よく眠らない。
  C赤ちゃんの便が硬かったり、便秘がちである。おしっこの回数・量が少ない。
  D体重が増えない、体重の増えが悪い。
  E順調に母乳が出ている場合は、赤ちゃんがおっぱいを吸った時に、乳腺の奥から
   どんどん母乳が送られてきて、おっぱいが引っ張られる感じが出てきますが、こ
   の感じが全くない。

 
    でも、このようなサインは必ずしも母乳不足というわけではありません 。すぐに粉ミルクを足すのは待って欲しいのです。

    哺乳瓶で飲む場合、乳頭をくわえる力や吸う力はおっぱいを飲むことほど必要ありません。赤ちゃんにとっては、楽してグイグイ  
   飲むことができるのです。また、粉ミルクの方が消化吸収に時間がかかり腹持ちが良いので、授乳間隔も空いてきておっぱいを
   吸わなくなります。赤ちゃんによっては、ゴム乳首の方を好むようになり、おっぱい嫌いになることもあります。こうしてどんどんお
   っぱいから離れ、吸われなくなったお母さんの体の中では、母乳を出す必要性がないと判断し、母乳を作り出さなくなります。

    粉ミルクよりまず母乳の分泌量を増やすよう努めてみて下さい。きちんと手をかけると、9割のお母さんは母乳が出ると言われ
   ています。母乳がきちんと出ているか心配な時、 極端な母乳不足が疑われる時や、3日間自己ケアしても、母乳の分泌量が変
   わらない
などありましたら、母乳育児を推進している病院や助産院に相談しましょう。

                               

  母乳不足?

 
  @生後2,3週間を過ぎても、赤ちゃんが30分以上乳頭を離さない。乳頭をくわえているだけだったり、ぴちゃ 
      ぴちゃ音を立てて吸う。
   Aおっぱいを飲んでもすぐ愚図り出す。授乳間隔が2時間空かない。

  
個人差がありますが、赤ちゃんは自分で飲みたい分母乳を飲めるようようなるのは、生後2〜3ヶ月くらいかかります。それまでは、1回に飲む量も少ないし、飲み方も下手なので、母乳不足でなくても、おっぱいを吸うのに時間がかることは多いのです。また、母乳不足でおっぱいにくっついているのではなく、おっぱいを口に入れていることで、安心感を得たり、欲求を満たしていることも多いのです。そんな時に、おっぱいを離してしまうと、赤ちゃんだって嫌で愚図ります。

  母乳は、とっても消化吸収が良く、エネルギーを見ても、粉ミルクは100mlあたり70kcalですが、母乳は100mlあたり65Kcalしかありませんので、授乳間隔が2時間程度なのは当たり前。また大人と同様、のどが渇いたときにもおっぱいを欲しがります。1時間しか経っていなくても、飲みたがることは結構あります。


   
Bいつも不機嫌で泣いてばかりいる。よく眠らない。

  不機嫌なときは、母乳不足の他に原因があることがあります。具合が悪い、湿疹ができて痒い、暑い、寒い、寂しい、抱っこして欲しい、遊んで欲しい、眠い、など色々なことが考えられます。

 また、生後1ヶ月頃までは、昼夜の区別なく赤ちゃんは眠ったり、起きたりしています。赤ちゃんにもよく眠る子もいれば、覚醒時間の長い子もいますし、ほぼ1日中眠る日もあれば、起きている時間が長い日もあります。

 あせらずに様子をみることは大事ですが、色々対処しても不機嫌な状態が続く時は、体の調子が悪いことも考えられますので、注意して下さい。


  
C赤ちゃんの便が硬かったり、便秘がちである。おしっこの回数・量が少ない。
      
  
まず母乳の成分は、80%以上が水分です。それでいて消化吸収が良いものですから、うんちとして残るカスはとても少ないので、うんちの回数は母乳不足のバロメーターにはなりません。生後半年くらいまでは、腸の働きが未熟なため、便が硬くなったり、逆に緩くなったりはよくあることです。あなかが張っていたり、肛門から出血するほどうんちが硬い、苦しがっているといった症状がないようでしたら、様子をみて大丈夫です。

 おしっこの場合は、1日6〜8回(夏の暑い時期は発汗により、おしっこの回数が減ることもありますので、1日4〜5回が目安です)おむつが濡れていれば、十分母乳を飲んでいる証拠になります。もし、これ以下の回数でおむつがあまり濡れていなかったり、おしっこがオレンジ色の濃縮尿であれば、水分不足を示しています。これでは脱水を引き起こす危険がありますので、このような時は、授乳の度でなくて良いので、少し粉ミルクを足しておしっこの様子を見ていきましょう。


  
D体重が増えない、体重の増えが悪い。
 
 
生後3ヶ月までは、1日に25〜30g、生後3ヶ月〜6ヶ月は、20〜25gの体重増加の目安として言われています。でもこの目安や標準体重は、人工栄養の赤ちゃん、母乳栄養の赤ちゃん、混合栄養の赤ちゃん、全ての赤ちゃんの平均体重から算出されています。

 母乳栄養の赤ちゃんの場合は、体重増加は緩やかな場合が多いです。消化吸収しやすいのに、カロリーが低いからです。生後1ヶ月までと生後3ヶ月頃に急激に体重が増える時期がくることもあれば、増えにくくなる時期もあります。特に寝返りをするようになってくると、たくさん動く赤ちゃんと動かない赤ちゃんで、運動量が変わってきて、体重増加にも大きく差が出てくるようになります。

 緩やかであっても、きちんと体重増加があるようでしたら、あまり気にしないで下さい。 


 
  E順調に母乳が出ている場合は、赤ちゃんがおっぱいを吸った時に、乳腺の奥からどんどん母乳が送られ
        てきて、おっぱいが引っ張られる感じが出てきますが、この感じが全くない。

 
出産後1ヶ月頃までは、赤ちゃんの飲む量に関係なく、母乳が作り出され、おっぱいに送り込まれてきます。そのため、「張り乳」と言われるように、とにかく授乳前にはバンバンにおっぱいが張っていることが多いのです。それが、出産後1〜3ヶ月頃になると、おっぱいの張りが弱くなり、赤ちゃんが吸った分母乳が出てくる「さし乳」に変化していきます。おっぱいが張らなくなったから、母乳が不足しているのでは?とは思わないで下さい。

 また、おっぱいが引っ張られる感じは、人によって個人差があるので、母乳不足と断言はできません。私も、赤ちゃんの哺乳量を量ると、十分母乳は出ていましたが、「張り乳」から「さし乳」に変わる前後は、全くこの引っ張られる感じがありませんでした。
  
      
                                   
  
   

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